初心者・中級者・上級者 バイオリン・ビオラ・チェロ の 選び方｜弦楽器専門店 MAGICO マジコ

もう何年も練習しているのに、いくら練習しても、あまり上手くなった気がしない。もっとしっとりとした安定感した艶のあるキラキラとした音色を出したい。 
テクニックはあるはずなのに、いまひとつ・・・中級の方に多いお悩みです。

もしかしたら楽器のステップアップの時期かもしれません。
お求めにならなくても結構です！ぜひ一度お試し下さい。 楽器のクラスが上がるだけでこれまで出せなかった音色が意図も容易く出せる事もあります。

中級者の方が今のそのレベルを抜け出しさらに上級者へと進まれるには「現状を知る」事が大切です。
楽器の限界を知り問題点を十分理解した上で、現状に合わせた練習の質と量を重ねてようやく突破できる壁だと思います。

G線やC線を少しだけ踏み込んであげるだけであの深い音色を自分のものに。
マジコでは、経験豊富な一流の職人・演奏者が一人ひとりの演奏のご希望を伺い、ご提案しあなたに最適なバイオリン探しのお手伝いを致します。

中級者の方に合わせたバイオリンの選び方のアドバイスをはじめ
マジコでは音楽教室も併設しておりますので、お気軽にご相談ください！

♪楽しくレッスン MAGICO マジコ 音楽教室 はこちらです！！

中級者の方の楽器の選び方

弦楽器を弾く人々が長年待ち望んで夢見る瞬間があります。それは正真正銘のオールドのイタリア製の楽器を所有して弾くこと。新たな奏法を探究しつつ、演奏をさらに快適にそしてより効果的にし無限に多様な表現を可能にするような素晴らしい音色を持った楽器です。

私たちが自分の希望や能力にふさわしい大学や学部もしくは会社を選ぶまさにその時は細心の注意を要する人生の岐路ともいえますが、音楽家としてもしくはトップアマチュアとして自分を成熟させてくれて、その後の生涯の多くを共に過ごす「道具」でもあるハイグレードな楽器へのアップグレードには、ある意味同じように細心の注意を要する的確な決断が必要です。
そのためにはやはり、それぞれの予算に合わせて私たちが最良の伴侶を選ぶ事を助けてくれる、信頼できる弦楽器専門家がいる事が何よりも重要です。

そして、今ここでこれらの作品を購入する幸せな時がついに来た場合どうすれば良いか考えてみましょう。まず予算を決めなければなりません、選択肢は圧倒的に広く、数万円から数百万円、さらには数千万円のものまであるからです。

本当に自分と相性がいいかどうか、そして本物か否か、致命傷はないか、音色はどうか、予算内であるか？おおよそこれらをクリアすればあなたの運命の作品はすぐ近くまで来ていると思います。ただし、これら全てを十分に納得しクリアした作品とはなかなか巡りあえないものです。（簡単そうで難しい）

弦楽器とは意地悪でその音色は大方そのお値段に比例します、ここで必然的に１０の予算の人は１５の作品と出会います。ワンランク上の１５の作品の音色が耳から離れません、そうなると最終的に１０の予算で１５の音色を求めます、５の予算の人は８を見ます、同様に５の予算なのに８の音色を求める。最終的に予算内で相性も問題なし、本物だし致命傷がなくても音色が物足りないという風に・・・。どの予算帯の生徒もこの連鎖です。

こういう時には、「貴方の予算内で買うことのできる一番音の良い作品を選びましょう！」という提案をする事にしています。たとえば５００万円の大金があっても残念ながらフェラーリは買えません、でも５００万円という大金ですから選択肢は無数にあります、その予算で買える一番いい車を買えばいいのです。ただし、トラックもあればスポーツカーもあるしファミリーカーもあります、用途を考えて何を優先すべきかを決めましょう。

楽器に関しても然りです、ゴリゴリした音色の芯の強い作品もあれば、まわりに馴染むフワッとしたやさしい音色の作品もあるし、丸く枯れた音色もあれば、バリッとしたシャープな作品もあります。ご自分のお好みに忠実にブレずに探す事が大切です。そしてようやく見つかった候補の作品、数日間試して本当に自分の好みか、音色は演奏スタイルに合っているか等を見定める事が重要です。

ここで一番大事な事、それは指導者の意見に振り回されないことです。私も生徒の意見を尊重し最重要視するようにしています。指導者に合わなくても、生徒には最良の作品である事もあるでしょうし、指導者が最高だと思った作品でも生徒にとっては非常に演奏しづらい作品だと言う事もあります。

最終的にお金を払うのも自分、その作品をパートナーとして毎日対話し弾いて行くのも貴方です。結婚相手も自分で決めますよね？親戚の叔母様方がどんなに素敵だから結婚しなさといっても無理なものは無理、もしくはどんなに猛反対されても好きなものは好き。「叔母様の言う事は絶対だから・・・」といってまさか、結婚したり？いえ、しませんよね。まさにそれと同じです。


イタリア クレモナ の 新作楽器 と言う選択

クレモナの新作楽器（ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロ）は初心者を抜け出し、初めてのステプアップ楽器としてこの上ない選択肢と言えましょう。まず第一に健康で真贋もクリア、お値段も手頃で特にビッソロッティ・モラッシー・コニアなど有名な巨匠クラスの製作家の作品は素晴らしい音色を持ち、常に評価＆価値が上がる楽器で、これは後々もうワンランク上の楽器への買い替えを検討する時に大変有利となって来るでしょう。

クレモナの最良の新作楽器は、ここ東京の弦楽器専門店で購入する事ができます。ここで重要な事はきちんとメンテナンスできる工房があるかどうか、ちゃんと現地の製作家達と密に交流し本当に良い出来の作品を紹介出来るのかどうか。私自身がイタリア人なので分かる事ですが、製作家達はこちらがイタリア語を話してくれて密な付き合いをしないとなかなか心を開かないものです。
よって、イタリア語を話すスタッフがいる事も質の良いイタリア作品を直接仕入れて紹介できるかどうかの一つの重要なバロメーターとなるでしょう。

そういう意味でも「MAGICO」には英語はもちろんイタリア語を話す専門的なスタッフもいるので安心できると思います。ロシア語や中国語も堪能な店長もいてワールドワイドに展開しています。これらの専門知識にあふれた方々に助けられながら試す事ができるのは、日本の弦楽器演奏家達にとって非常に贅沢な事だと思います。

また、それぞれの楽器には製作者自身あるいは国際的専門家が書いた証明書・鑑定書がついています。クレモナだけがイタリアでヴァイオリンが作られている都市ではなく、ボローニャ、フィレンツェ、ナポリ、トリノ、ミラノもまたヴァイオリン製作の重要な拠点ですが、クレモナは最も歴史が古く、ストラディヴァリやグァルネリが生まれた街でもあります。

彼らは３００年前に、過去製作された中でも最も素晴らしい楽器を作りました、そして今もなお彼らを超える製作家は誕生していません。それらの楽器は今日何百万ドル以上もの価値があります。
もちろんイタリア以外のヨーロッパ中に、さらには世界中に弦楽器製作者はいるけれども、イタリアは昔も今もそして今後も常に弦楽器製作における「卓越した」国であり、今もなお３００年の伝統に従い弦楽器が作られている弦楽器製作の聖地とて君臨し続けています。